専門家によると、1本100万円、全部で3000万円分の価値があるって知っていましたか❔
学生時代から聴いたことはありましたが、あまり重要視していませんでした。しかしながら、病院で勤務していると自分の歯がある方とそう出ない方ですとかなり、生活の満足度(QOL:Quality of Life)に差が出ていると感じました。
なぜ生活満足度に差が出てしまうのか❔
普段私たちは何気なく、自分の歯で食べ物を噛むことで、飲み込める大きさまで小さくし、飲み込むという動作ができています。
しかし、歯の手入れをせずに歳を重ね自分の歯がない状態となるといずれかの選択に迫られます。それは①入れ歯を入れる、もしくは②入れ歯を入れない状態です。
入れ歯あり
①固いものを食べることは可能
②洗浄液など日々のコストが自分の歯よりもかかる
③入れ歯が合わなくなったら、新しく作らなければならない
④旅行など出かける時の荷物の量が多くなる
入れ歯無し
①噛む力が圧倒的に弱くなる
②認知面の低下
③飲み込む力の低下(肺炎のリスク上昇)
④自分の好きなものが食べられなくなる
自分の歯がないと上記のような状態となり生活コストもかかるほか、時間も治療に使う時間が増えてしまうため、生活満足度が下がると言えます。
反対に自分の歯を大事に手入れをしてずっと自分の歯でいられることは、好きなものを食べれたり、生活の満足度が維持しやすいと言えます。実際に担当した患者さんの中でも自分の歯がある方は食事に対する満足度も高い状態の方が多いように感じました。
一生、自分の歯でいられるようにすることは自分への投資にもなります。
一生自分の歯でい続けるためにも、歯医者に行かなければと数年ぶりの歯医者に行ってきました。引越しもあり、以前通っていたところは遠方になってしまったため、新しいところへ心機一転となりました。
初診の日に歯科医師の先生と話し合いをし、今後の治療の流れを説明していただき、不明な点もすぐに聴けるというありがたいところでした。歯科衛生士の方に今回クリーニングを依頼できたので、さっぱりすっきりした歯になりました。
歯石が蓄積される時間
どんなに歯を綺麗に磨こうとも、3.4ヶ月経過すると歯石は溜まってきてしまうものだそうです。このため、3・4ヶ月に1度は歯のチェックが望ましいんだそう。なぜ歯石が溜まってしまうのがよくないかと言いますと、歯石は唾液中のカルシウムなどが歯垢に沈着して石のようにこびりついたものをいうそうです。特に前歯の歯と歯の間にできやすく、歯ブラシで取るのは難しいそうです。
対策は❔
糸ようじなど歯間ブラシを使用するのがオススメとのことでした。1日3回を必ず行う必要はなく、就寝前の歯磨きの際にしっかりと落とすことが大切とお話をいただきました。確かに学生時代に通っていた歯科医の先生に当時歯間ブラシをしていないと答えたらとっても怒られた思い出があります。。。今覚えば怒られて当然だなと感じますが、若気の至りでしょうか反省ですね。
どんな歯間ブラシが良いのか❔
個人によって好みが分かれると思いますので、一概にはいえませんが、私個人としては口が開きづらいのがあるため、クリニカさんのY字型の歯間ブラシが使いやすいかなと感じて日々愛用しています。
自分に合うもの側からにと感じるようでしたら、いろんなものをお試ししてみるのも有りかと思います。
自分への投資として
歯は生まれてから、この世をさるまで大事な相棒の一つです。日々の生活から丁寧にケアをすることが歳を重ねた時の自分の投資となるので、この機会に歯間ブラシをされていない方と入りれてみてはいかがでしょうか❔
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